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【初心者向け】グローバル・マーケティングとは?これからのビジネスに必要なこと!

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こんにちは。SHOです!

 

今やインターネットの普及により、国境を越えて世界中の人々とコミュニケーションをとることが容易になりました。

このグローバル社会において、どのようにビジネスを展開していくのか?

言葉や文化、人種の壁を越えて、世界でビジネスをしていくことは簡単なことではないですが、今後の日本においてはとても重要なことです。

そこで今回は『グローバル・マーケティング』の視点から、世界で勝ち抜くために一緒に学んでいきましょう!

 

 

 

グローバル・マーケティング(global marketing)とは?

地球規模で事業を展開するために国境を越えて、地球全体を一つの市場と捉えて行うマーケティングのことで、さまざまなマーケティング分野がある中の一つです。

 

1960年代に誕生した国際マーケティングや、1970年代に誕生したソーシャル・マーケティングが発展し、1990年代にグローバル・マーケティングという概念が誕生しました。

近年ではグローバリゼーション(世界的な商品の規制緩和)や、インターネットの普及に伴う情報のグローバリゼーションによってさらに広まってきました。

 

 

国際マーケティング(international marketing)

国を越えて行われるマーケティングであり、主に輸出に関する国際貿易マーケティングのこと。

その後、現地化により多国籍マーケティングへと発展しました。

ソーシャル・マーケティング(social marketing)

1971年にフィリップ・コトラーによって提唱され、マネジリアル・マーケティング(企業の利益追求中心のマーケティング)に対して、社会との関わりを重視するマーケティングの考え方のことです。

 

 

 

 

グローバル企業と多国籍企業の違い

グローバル・マーケティングを行う上で、これらの違いを理解することは重要なポイントになります。

多くの方はグローバル・マーケティング多国籍企業で行うマーケティングと考えるかと思います。

まずは、その違いについて見ていきましょう!

 

グローバル企業

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世界中のさまざまなニーズに対して、自社の強みを活かして世界展開していく企業のこと。

多国籍企業

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それぞれの国にあった需要に対して、商品やサービスを変えながら事業を展開していく企業のこと。

 

 

❗️ポイント❗️

グローバル企業とは、自社の強みにフォーカスして世界中にあるニーズに応えて展開すること。

多国籍企業とは、商品やサービスにフォーカスして国ごとのニーズに合わせて展開すること。

どちらも世界にマーケットを広げて展開していきますので、日本とは違った視点で考えていく必要があるでしょう。

グローバル・マーケティングにおいては、多国籍企業とは違い、グローバル企業の視点が必要です。

 

 

 

グローバル社会で活躍するためには

自社の強みを生かすことも大切ですが、日本企業であることの特異性も意識しなければなりません。

もしマーケットに擦り寄るようなやり方では、地元企業に勝つのは難しいでしょう。

 

また、市場規模を考えても、日本市場は人口が約1億3千万人で少子高齢化により、今後は更に減少していくでしょう。

それに対して世界市場は人口が約75億人で莫大な可能性があります。

 

そこでポイントになるのは“ 差別化 ”です。

 

日本独自の商品やサービス、スキルなどから差別化をすることはもちろんですが、人の心理や欲求などの視点から導き出していきましょう!

 

 

❗️ポイント❗️

人の心理や欲求は、生命維持から徐々に外の環境へと意識が広がっていきます。

これは日本のみならず、世界共通のルールだと言えるでしょう。

まずは衣食住から始まり、その次にインフラレジャー贅沢品などに視野を広げていきましょう!

 

 

 

グローバル・マーケティング戦略について

グローバル・マーケティングの本質は、世界をひとつのマーケットとしてとらえることです。

それぞれの国の特性にあわせて事業を行うのではなく、根本にある共通のニーズを考えることによってフラットに事業を展開していくことが大切です。

 

ここで別の記事で解説した『 R-STP-MM-I-C 』を使って、戦略を立て実施していきましょう!

【初心者向け】マーケティング戦略の実践方法《 R-STP-MM-I-C 》 - Lifeonce.Japanのブログ

 

 

❗️ポイント❗️

リソース経営資源)は価格や品質、流通経路などから安全かつ最もコストのかからない地域を選んで購入する。

生産人件費や労働の質、設備の充実度などを考慮して最も生産性の高い地域で行う。

販売商品やサービスへの需要や所得水準などから販売成果を推測して、その比重を決める。

 

世界規模でこのような調整を行うことで情報や知識、経営資源を共有し、効率を上げることができます。

 

 

 

 

オススメの本 


競争戦略としてのグローバルルール―世界市場で勝つ企業の秘訣

  


1からのグローバル・マーケティング

 


グローバル・マーケティング戦略 (有斐閣アルマ > Specialized)

 

 

 

最後に

今や日本に進出している外国企業の商品やサービスを普段から利用していることはとても多いかと思います。

これは、日本企業において危機的な状況です。

いくら日本のマーケットにおいて盤石な地位を築いていたとしても、今後世界中の企業が日本に進出して来ると、そのシェアが大きく奪われてしまうことも考えられるでしょう。

 

現地の企業や顧客から学び、そして幅広い視野をもって事業を展開することが、これからのビジネスでは欠かせません。

日本でシェアを奪い合うことも大切ですが、より競争力を高めていくためには、『 グローバル・マーケティング 』の視点から事業を行なっていきましょう!

 

 

Best Wishes ‼️